ねくつさんぶろぐる

勢いだけで突っ走るってうたうのもそろそろ無理がある音楽サークル「WhiTECHNO」のnekutsuが曲作りそっちのけで日々のことやアニメのことやゲームのこととか書くとか書かないとか

 

10年前に初めて聴きました 

ひと休憩というか、色々宣伝したいがために動画製作中
その作業用BGMとして、ここ最近自分の中で再ブームとなっているjam&spoonを聴いていました

間違いなく知らない人が9割5分を超えると思うので説明すると、90年代初期~中期ぐらいに、ドイツで活躍した二人組みのアーティストで、ジャーマントランスというジャンルの先駆者です
トランスといっても今流行っているようなキラキラしたブチアゲ系ではなく、ミニマル色が強く(まあ当時のテクノミュージック全体がミニマル系だけど)、ノリの良いアンビエントといっていいような、そんなノリのよいリズムからまったりとした空気を感じることが出来ます
jam&spoonはアンビエントにも強いので、特にそこらへんがよく出ています
シラフで聴くよりもキメた状態で聴くと最高にハイになるらしいです。俺はシラフでも全然OKですが

10年前、当時中学3年でビジュアル系やアニソンばかり聴いていた俺に兄者がjam&spoonの名盤「Tripomatic Fairytales 2001」を聴かせてくれて、2曲目の「Odyssey to Anyoona」を聴いた瞬間、鳥肌が立ちました
ポップスに慣れた自分には、徐々に音数が増えて盛り上がっていく曲構成はとても新鮮で、美しいピアノとシンセ音、不思議と心躍るコーラス
そして初めて意識して聴いた4つ打ちキック
曲作りを始めてからようやくバスドラムの存在を知ったぐらいの知識のなさでしたが、その曲を聴いて以来、俺はテクノミュージックに魅了されていきました

jam&spoonは他にも女性ボーカルを使ったりアコースティックギターを使ったりで綺麗な音を聴かせてくれます。それらもまた凄く良い
ただ残念なことに3年前に出たCD「Tripomatic Fairytales 3003」はどちらかといえばポップスよりになってしまい、俺含め多くのファンを残念な気持ちにさせました。皆2001や2002のような曲を求めていたというのに
しかもjam&spoonの片方の方も亡くなってしまったりと、残念なことは続くものです

上記で書いた運命の曲youtubeより。ちょっとノイズが目立つ

同CDに入っていたOdyssey to Anyoonaの女性ボーカル版。こちらのほうが人気ある

兄者が好きだった曲。まさしく初期のトランス

気に入ってくれた人のために、ニコ動からjam&spoonメドレー。需要がニッチ過ぎて吹いた

とまあ、ここ最近youtubeで調べて気づいたのだけれど、結構最近までjam&spoonの曲がリミックスされているのが分かりました。また、stellaなんて2009年のCDにもほぼそのままで収録されているなんてびっくりしました。やはり名曲は何年経っても評価されているってことなんすね

さらに調べていたら、Find meやstellaにはシングルにしか収録されていないバージョンもあるのか。やっばいなすげえ聴いてみたい。でも流通が困難な上にマーケットプレイスでもどのバージョンを買っていいか分からない
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category: 音楽感想

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