ねくつさんぶろぐる

勢いだけで突っ走るってうたうのもそろそろ無理がある音楽サークル「WhiTECHNO」のnekutsuが曲作りそっちのけで日々のことやアニメのことやゲームのこととか書くとか書かないとか

 

恋色狂乱舞~私の名前を覚えてください~ 

というわけで、自分がはじめてステージの上に立った東方クラブイベント「恋色狂乱舞」のイベントレポです。かなりの長文になると思うので、色々と注意

午前10時前後、少し早めに秋葉原に到着し、ヨドバシでトラックボールを触りつつ時間をつぶし、適当な時間に、今回の企画者である恋色屋のオーナーa0さんに連絡。メールと電話で誘導され合流し、喫茶店にて既に到着していたギルさんとテクさんとも顔合わせ。話を聞くと関西から来たりとかマジぱねえ。そして音ゲー話に花が咲きまくり
しばらくして今回の相棒(主に活躍してもらう方)である、きあろさんとも合流し、さらに自分と同じくゲストで呼ばれたInamiさんとも合流し、一同は適当に食事をしようとマックへ
そして皆が油ぎっしゅなポテトに気分を悪くしつつ時間を潰し、会場であるリアウタの前で同じくゲストのアベさんと合流して、会場入り

中は予想よりも狭く、とてもじゃないが75人は無理だろうと思いました。40人でもう埋め尽くすぐらいな、これは予約数が20人でまだ良かったわ……
ほんの少し遅れて、yukiさんと内火艇さんとくろねこさんも合流し、これで今回のスタッフが全員集まりました。意味もなく緊張してくるぜ……
準備、といっても設置は内火艇さんとyukiさんがやってくれているし、こういう設置は弱いほうなので簡単な手伝いと茶々を入れるぐらいしか出来ません(最悪だ)。テクさんもVJ用のPCを繋げて、壁にかかった大型モニタにPC画面を表示させていました。VJ用のソフトをはじめて見ましたが、中々使いやすいイメージ。しかし動画は全部自作しないといけないとのことで、頑張って作って頂きました。すげえまるでIIDXみたいな3DCGだ。しかも東方っぽい要素も入っているし、こんな3DCGの技術があるなんてうらやましい!
と、そんな中きあろさんに「チルミルで一緒に⑨言いましょう!」と誘われる。大トリを勤めさせて頂く自分の曲が声ネタ多いので、そこらへんで言いやすいのを一緒にマイクパフォーマンスしようということになりました。なんという突然のお誘いにてんぱる。非常にてんぱる。すぐさま失敗しないようにサンプリング位置の確認に勤しむ。こんなことなら練習しておけばよかった! 事前の打ち合わせってすげえ大事なんだなと思いました

DJ機器の準備が出来たので、どうせ回さないけれど暇なので聞きにいく。割とちんぷんかんぷんなところも多かったけれど、PCDJの説明は参考になりました。こういうのは生でやっているところを見ると勉強になりますね
DJが機器の確認をしたり、繋ぎの確認をしたりと色々やっている内にいつの間にか時間になりました。準備時間を2時間でとっていましたが、思いのほか足りないと感じますね。もう1時間くれ


お客さんが会場入りをして、会場の人口密度が高くて緊張してきました。おいいいこんな中で一番手を務めるのかよおお!! 緊張死するぞこんにゃろう!
そしてgdgdになりつつも「恋色狂乱舞」がはじまりました。ステージの上は一番手である俺ときあろさん、PAの内火艇さん、VJのテクさん
とりあえずテーブルの下に隠れていようと思いましたが、思いのほか邪魔になるので適当にテーブルの横でよくわからないステップを踏む。何事も勢いって大事。お客さんも一気に盛り上がろうとしているのか、かなり手拍子が多かったです。俺が想像していたクラブイベントとは違う、かなり熱気がこもってました
スピーカーの位置の関係もありましたが、ステージの上って結構スピーカーの音が小さく感じますね。きあろさんも感じていましたが、本当にいい感じの音が出ているのか不安になりました(実際は大丈夫だったと思いたい。そこらへんの話は聞いていない)。それでも自分の曲が流れてくるとテンションが上がります。きあろさんのDJさばきが素敵過ぎて違和感なく、かっこよく繋げてもらいました。自分で聴いてて鬱になりがちな俺の「ユメミルアクマ」があそこまでクラブで流れても大丈夫な流し方をしてくれて、感動しました
いつのまにか最後の曲、自分がリミックスした「チルミルチルノ」のハードコアバージョン。ついに今まで手拍子と変なステップしか踏んでなかった俺がマイクを手に取り、

ネ「まるきゅいーいくよお!!」


いざ! マイクパフォーマンスへ!!


ネ「まるきゅーまるきゅーまるきゅーまr」





ぶちっ



なっ……音が……消えただと……?

あわてて問題を調べるPAの内火艇さん。PCDJのほうからは音が流れているので、スピーカー側かミキサー側に問題が発生した模様。そんな中俺は(やべえ……スピーカー壊したかも……)と自分のシャウトの大きさに泣いた。心の中で泣いた。そんな中「繋いで繋いで」とせかされたので
ネ「歌った結果がこれだよ!」とこんしんの自虐プレイ。会場から巻き起こる苦笑。思えばこの時点で俺の今日のキャラが決まっていたのかもしれません

と、よく分からんうちにスピーカー回復。曲としてはラップの最中。そのまま無理やり盛り上げていって、再びサビ前の盛り上げどころ。ここでもサンプリングネタを自分で喋ろうと、再び叫ぶ!

ネ「Are you Ready!?」

ぶちっ

準備は出来てないと言わんばかりにまた切れるスピーカー。おそらく一定以上音量が上がると切れてしまうみたいです。こうして一番の盛り上がっていくところが流れずにサビの途中から流れるという悲しさ。ものごっつうgdgdで終わってしまいました……あれこれ変に俺がでしゃばらなきゃ大成功で終わってたんじゃね? 俺いらなくね(笑)?
しかも最後にDJの名前を呼ばれるのですが、MCのギルさんが俺の名前を忘れる始末。「もうこねええよおお!!」と叫んで俺の初ステージ(主に迷惑をかけるだけ)が終わりました

次はInamiさん。魔理沙は大変なものを盗んでいきましたなど有名どころの曲をハウスアレンジ……と思いきや後で聞いた話だと、これは原曲そのままを流してDJ機器側で操作してエフェクトやBPMを変えて回したそうです。すげえ。こんなに音が変わるのか。あの電波ソングがここまでうねうねしたハウス系サウンドになるのか……オラDJにかなり興味が出てきたぞ!
またInamiさんが回している時も一度音が止まってしまいました。会場からはいつしかこの現象を「盛り上がりを止める程度の能力」と呼ばれ、俺ときあろさんは「よかった仲間が出来た」とほっとしました

その後もギルさん、テクさん、アベさんとDJが続いていきましたが、この「盛り上がりを止める程度の能力」が何度も発動。後にPAの内火艇さんが話してくれましたが、どうやらステージ裏のミキサーが熱暴走を起こして止まってしまうみたいで、他のミキサーに変えようにも接続ケーブルがなく、yukiさんに近くのヨドバシへ買いにいってもらったとのことでした。買いにいっている間は内火艇さんが自らミキサーを持って扇風機に風を当てて冷却していたそうです。まさに縁の下の力持ち過ぎて泣いた。まさか裏でそんな戦いがあったとは……

途中、兄者からメールがきました「今秋葉原にいるの?」外で電話をしてみる

ネ「久しぶり、どうしたの?」
兄「今秋葉原にいるんだけど、どこにいるの?」
ネ「いや俺も秋葉原だけど、今クラブイベント中だよ」
兄「知ってる。今から行こうかなと思って」
ネ「俺の出番もう終わったよ!」
兄「知ってる。今まで寝てたんだよ」

その後、高いから何とか身内のコネを使ってタダで入れないか聞く兄者を丁重に断りました

兄「それじゃあね~」
ネ「あ、そうだ兄者(XBOX360はよ返してもらえるよう言わないと)
  兄者……あにじゃあああああああ!!」

連絡はそこで途絶えました


とまあ、アベさんが終わった後で休憩をはさみ、yukiさんが買ってきたケーブルを繋げて、これでもう途中で止まるということはなくなりました。そしてここからDJ陣もクライマックスに向けて凄腕を投入。まずは主催者のa0さん。やはり竹取飛翔だとえーりんえーりんがすげえ盛り上がる。休憩で冷めていたお客さんの熱気がすぐに戻りました。また生女性ボーカルも披露。さすがに音域の幅が広い墨染めアレンジを声を暖めないまま歌うのはきつかったでしょうねえ、CD版を凄く楽しみにしています

そしてPCDJからCDJに変わって、yukiさんの登場。エフェクトをかけたCDを流すはずが何もかけてないCDを入れてしまった為生でエフェクトを入れていたのですが、それがまた凄く格好良いDJプレイでした。曲もブチアゲで盛り上がる今までから一気に印象が変わり、アングラ臭漂う大人のクラブミュージックへ。これは手拍子で盛り上がるようなものじゃない、皆息を止めて聞ほれていました。いくつかの曲はニコ動で聴いたことがありましたが、こういう場で聴くと臨場感が違います。これがDJというものなのかっ!!

と、感動も冷め切れぬまま、大トリを務めたのは今回PAで活躍してもらった内火艇さん。にとりのコスでエロさ抜群の漢です(少し遅れた理由はすね毛を剃っていたからだそうで)。なんだかんだで今まで一回も流れなかったBPM140あたりの正統派トランスで皆も盛り上がりながらも、綺麗なピアノのメロディがクラブイベントの終わりが近づいていることに哀愁を感じていた、ように思えました
最後のほうはなんだかんだで上げていき、最高の盛り上がりで終わりました。


最後はDJが全員ステージの上に立ち、ひとりずつ感想をいったり宣伝したりと。やはり事前にマイクパフォーマンスのセリフを考えておくべきでした。緊張してうまく宣伝できたか分かりません
そして最後の最後までMCが
「でぃすとーしょんアベ、Sequence ClubのInami、そして恋色屋のDJに拍手ぅぅぅ!!」
えっとエンションの高まりで聞き逃したかもしれないけど、俺は?
俺……は?
俺……また呼ばれてねええええええ!!
と会場はまたもや苦笑の嵐。もう死ぬか、俺
とここでMCから「まあまあ、あなたの嫁は?」とマイクパフォーマンスのチャンスを頂いたので、


「マリアリは俺のジャスティス


 あまったパチュリーは俺の嫁だあああ!!」


と、おいしい(芸人的に)感じに叫びさせて頂きました。今ならわかる紅美鈴の苦悩


最後は記念写真をして、一本締めで終了
撤収作業をしている間は恋色屋メンバーの方と備え付けの東方をプレイしたりしました
そのまま総勢17人で近くのファミレスで打ち上げ。といってもテーブルを分けられたので乾杯などは出来ませんでしたが、そこでも色々DTMerとして参考になる話をして盛り上がりました



とまあ、書いているうちに頬に流れる心の汗を錯覚と信じ、なんかほんと俺役立っていませんでしたが楽しく過ごさせて頂きました。色々な方のDJプレイを見て、今度は俺もDJとしてこういう舞台に立てれば良いなと思ってみたり。まあ金銭的に解決したら、チャレンジしてみようと思います。どちらにせよ夏コミ終わった後でしょうね

今回呼んで頂いたことにより、色々な方と知り合えて、音楽的知識も繋がりも深めることが出来ました。参加したDJ全員に自分のCDも(無理やり)渡せましたし、今後も一緒に活動出来る機会が増えることになるかもしれません
これも今回呼んで頂いたa0さんならびに恋色屋メンバーのおかげです
本当にありがとうございました! また機会があれば一緒に何かやりましょう!
あと名前覚えろ!wwww


-私信-
きあろさんへ
今回は自分の曲を回して頂いて本当にありがとうございました。ウドの大木と化していた自分に「二人でやれて良かった、心強かった」と言われた時は救われた気がしました
今後もお互いに音楽技術を深めていければなと思います
俺のDJ技術が上手くなったらVSやりたいっすねwwwなんという夢物語www

おこじよさんへ
やはり数ヶ月のブランクが悪い方向へ向かったようで、すっかりお顔を失念していました。おかげで話しかけることが出来ず、失礼なことをいたしました
てか話しかけてくれればよかったのに! じらしプレイなんてくやしい! でも感じちゃう!(ビクンビクン)
もし二回目に呼ばれたらDJとして推薦しておきますんで、その時は覚悟しておいてくださいねwww

兄者へ
XBOX360返してください



あ、あと忘れっぽい俺が皆さんの顔を忘れそうなんで、誰か集合写真をください
関連記事

category: イベント感想

TB: --    CM: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

カレンダー+最終更新日

プロフィール

リンク

Twitter

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

QRコード